富士通、最終赤字159億円に パソコン・携帯電話部門を分社化へ (1/2ページ)

2015.10.30 06:54

決算を説明するパナソニックの津賀一宏社長(右)=29日午後、東京都港区

決算を説明するパナソニックの津賀一宏社長(右)=29日午後、東京都港区【拡大】

 東芝とシャープを除く電機大手6社の2015年9月中間連結決算が29日、出そろった。本業のもうけを示す営業利益は3社が増益。富士通は、対ドルでのユーロ安進行による欧州向けパソコンの採算悪化が響き、159億円の最終赤字(前年同期は241億円の黒字)に転落した。

 16年3月期見通しについては、4社が据え置いたが、中国の景気減速が顕著となるなど、外部環境の変化が通期業績に影響する可能性もある。

 パナソニックは、太陽光発電システム事業の販売実績が前年同期比で3割減となる一方で、白物、美容家電の販売が国内を中心に好調に推移。照明や住宅事業の販売実績も前年同期を上回り、増収増益となった。

 三菱電機は、工場の自動化に使うファクトリーオートメーション(FA)設備や自動車機器が好調で、9月中間として売上高が2兆円を初めて突破。

16年3月期の見通しについては、売上高を前期比1.3%増の…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。