コンテンツ業界のこれから 「妖怪ウォッチ」に高評価、「イングレス」に熱視線 (2/4ページ)

2015.5.6 17:12

  • 「かくかくしかじか」でマンガ大賞2015を受賞した東村アキコさん

 「妖怪ウォッチ」は、日本動画協会などが主催するアニメーション映画祭、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2015でも、「アニメーションを変え、時代を変え、世界を変え、未来をも変える力を持った特別な輝き」に与えられるアニメドールを、アニメ映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」(5月9日公開)の原恵一監督と共に受賞した。アニメ、ゲーム、玩具がそれぞれに魅力を放ってファンを引きつけ、ひとつの世界を盛り上げていった総合力が評価されたと言える。

 今年に入っても人気に陰りは見えていないが、日野社長は「日本のコンテンツ業界にはまだまだチャンスがある。多くの優秀な作品が生まれ出ている。それらに負けないよう、『妖怪ウォッチ』に次ぐ作品を生み出していきたい」とかぶとの緒を締め直す。4月7日の新作発表会では、ゲーム、玩具、アニメ、漫画などでクロスメディア展開する「スナックワールド」を発表した。勢いは止まりそうもない。

 AMDアワードでAMD理事長賞に輝いたのは、スマートフォンなどでニュースを見るためのスマートニュースのアプリ「SmartNews」。日米通算で1000万ダウンロードを突破し、世界的なアプリになって来ていることが評価された。アプリ系ではほかに、年間コンテンツ賞(優秀賞)を位置情報ゲームの「イングレス」が受賞した。グーグル内ベンチャーのナイアンティック・ラボが提供しているアプリで、世界中のプレーヤーがスマホを片手に各地を歩き回り、陣地を奪い合うゲームを楽しんでいる。

「もはやゲームの領域を越えて新たな日常と行動をデザインする環境、それが…」

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