マツダは24日、2016年3月期の連結業績予想を発表した。営業利益は前期比3.5%増の2100億円で過去最高を更新する。売上高は前期比7.1%増の3兆2500億円、最終利益は税負担の増加で11.8%減の1400億円を見込んだ。北米や日本での「デミオ」やスポーツ用多目的車(SUV)「CX-3」などの販売増が牽引(けんいん)する。年度末には大型SUV「CX-9」の新型車を投入。世界販売台数は7%増の149万台を計画している。
15年3月期については、売上高が12.7%増の3兆338億円、営業利益が11.4%増の2028億円、最終利益が17.0%増の1588億円。営業、最終利益ともに過去最高だった。
同時に発表した17年3月期から3カ年の経営計画は、19年3月期の世界販売を165万台に設定。売上高を3兆7000億円、営業利益率を7%以上に引き上げるとした。