ビール大手、成長市場「クラフト」本格参入続々 サッポロなど販売拡大狙う (1/2ページ)

2015.3.19 06:17

 ビール大手各社が、クラフトビールに相次いで本格参入する。サッポロビールは18日、クラフトビール専門子会社を設立し、5月26日にクラフト第1弾商品を発売すると発表した。キリンビールも18日、4月に東京・代官山に新設するクラフトビール醸造所併設の専門飲食店を報道陣に公開した。市場縮小が続く国内ビール類市場にあって、クラフトは数少ない成長市場。大手各社は品質の安定性を強みに販売拡大を狙っている。

 サッポロは100%子会社が、商品企画などを担当。生産、販売はサッポロビールに委託する。ネットで缶、系列ビアホール「サッポロライオン」23店で樽生を販売する。350ミリリットル缶は288円と通常よりも約3割高い設定だ。

 時松浩取締役執行役員は会見で「地ビール各社のクラフトは安心感が担保されていない。大手メーカーの確かな品質とおいしさの両方を持つ『ナショナルクラフト』として展開していく」と強調した。今秋には第2弾や販路の拡大も検討する。

アサヒビールは「クラフトマンシップ」シリーズをコンビニ限定で展開

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。