ドコモは当初、昨年12月からの予約受け付け、2月からのサービス開始を予定していたが、競争事業者の反発や市場への影響を考えたガイドライン策定などによって、約1カ月遅れることになった。年度末商戦に他社より出遅れることになったが、加藤薫社長は「一定の影響がないとはいえないが、リカバリーできる。まずは100万契約を早く達成したい」と自信を示した。
NTT東西の光サービス卸を利用して自社サービスを展開すると表明しているのは、ドコモのほかビッグローブやニフティ、ソネットなど10社近くあり、2月以降さらに増える見通し。合計1800万件に上るNTT東西の「フレッツ光」からの乗り換え客の獲得競争が焦点になりそうだ。