13年夏から14年初頭にかけては、東京都渋谷区の代官山で「なぞともCafe代官山」を期間限定で運営。ここで手応えを得たことから、常設の謎解き施設を展開していくことにした。新宿に続いて9月26日には、東京都渋谷区に都内2号店となる「なぞともCafe渋谷店」をオープン。こちらには9種類の謎を用意して、ファンの挑戦を待ち受けている。
この渋谷店は、カラオケレストランを展開するシダックス・コミュニティーとの協業で、設置場所も渋谷シダックスビレッジクラブ内。ミッションキューブはカラオケルームを転用したもので、フロアの半分にはこれまでどおりのカラオケルームが入っている。歌舞伎町の「アニON STATION」も、シダックス新宿セントラルロードクラブの地下1階にあったパーティールームを改装したものだ。
日本生産性本部がまとめた「レジャー白書2014」によると、13年のカラオケの参加人口は3360万人で、前年から300万人減少した。09年の5000万人からは1640万人の減少。10年の3000万人から13年は1540万人と半減したゲームセンター・ゲームコーナーほどではないが、カラオケ事業者のとっても新しい層の集客が喫緊の課題となっている。