東京証券取引所の第1部に16日新規上場したリクルートホールディングス(HD)は、公募・売り出し価格の3100円より値上がりしたまま午前の取引を終えた。一時公募価格より230円高い3330円まで値を上げた。
この日の東京株式市場は欧米市場の大幅安の影響を受けて、日経平均株価が一時400円安となるなど全面安となったが、その逆風の中で健闘した。
午前終値は公募価格より205円高い3305円とし、上昇率は6.6%。東証1部値上がり率では8位に相当する上げ幅となった。
リクルートHDのホールディングスの峰岸真澄社長は16日午前、東京証券取引所で上場を記念して鐘を鳴らすセレモニーを行った。峰岸真澄社長は「企業価値の継続的な向上に努め、株主からの期待に応える」とのコメントを発表した。