日本でも新製品が続々と発表されているロボット掃除機。ドイツ・ベルリンで今月上旬に開催された家電展示会「IFA2014」でも、さまざまなタイプのロボット掃除機が展示されていた。前年に比べても台数が多く、ミーレやダイソンなど、ヨーロッパの家電メーカーも参入するなど、今後、市場がさらに拡大する様相を呈している。会場で見かけたさまざまなロボット掃除機を紹介しよう。
短時間で効率的に
日本でも大きな話題となったダイソン初のロボット掃除機「Eye360」。発売は来年春とまだ先だが、IFA2014でも大きな注目を集めていた。現地で行われた記者向け発表会では、東京での発表会の様子を紹介するなど、日本をメーン市場として紹介しているのが印象的だった。
Eye360はダイソンの掃除機の特徴であるサイクロン機構を搭載したロボット掃除機で、上部に備えたカメラで室内を360度検知する。従来のロボット掃除機とは異なり、短時間で効率的に室内を掃除するという。スマートフォンやタブレット端末から本体を操作できるアプリ「Dyson Link」との連携機能も備える。