イオン環境財団は8日、「生物多様性みどり賞」の受賞者が決まったと発表した。来月15日に、韓国・平昌で授賞式を行う。
平成22年に創設された同賞は、生物多様性の保全と持続可能な利用に対して功績のあった個人を隔年で顕彰するもので、今回が3回目。今回の受賞者は熱帯雨林の再生などに取り組むカマル・バワ博士(インド)、アフリカを代表する生物多様性の指導者であるアルフレッド・オテング=イエボア博士(ガーナ)、アンデス地方の野生動物ビクーニャの保全に取り組んでいるビビアナ・ヴィラ博士(アルゼンチン)の3人。
会見で岡田卓也理事長(イオン名誉会長相談役)は、「過去の2回の受賞者の要請で、マングローブ植林などをイオンで支援した。今回の受賞者からも要請があれば検討していきたい」と語った。