Tモバイルも90万件以上伸ばし、ジョン・レジャー最高経営責任者(CEO)は短文投稿サイト「ツイッター」で「年末までにスプリントを抜く」と宣言。これに対し、ソフトバンクの孫正義社長は「(スプリントの)ネットワークの改善は進んだ。いよいよここから本格的に営業攻勢に入る」と強気の構え。シャープからの共同調達をてこに、米国で価格競争に参戦する方針だ。
孫社長はスプリント強化策の第1弾として、経営トップを刷新。11日付で携帯電話の販売現場に詳しい、子会社の米携帯電話卸売り大手ブライトスターの創業者でCEOのマルセロ・クラウレ氏を起用した。端末の共通化によって、販売強化に打って出る。