【モンハン10周年】「一狩りいこうぜ!」に隠されたヒットの秘密 (1/2ページ)

2014.8.13 10:00

「10周年記念モンスターハンター展」の内覧会=1日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)

「10周年記念モンスターハンター展」の内覧会=1日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 「10周年記念モンスターハンター展」の内覧会=1日、東京都渋谷区(寺河内美奈撮影)
  • カプコンの藤岡要ディレクター

 「一(ひと)狩りいこうぜ!」。今月1日に渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)で開かれた「10周年記念モンスターハンター展」のオープニングセレモニーで、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーらがかけ声をかけてテープカットを行った。

 「一狩り~」は、カプコンのゲームソフト「モンスターハンター」のキャッチフレーズ。この独特の“モンハン用語”にも、シリーズ累計2800万本のヒットの秘密が隠れている。

 「敵」→「モンスター」▽「戦い」→「狩り」▽「倒す」→「狩る」。モンハンは開発段階から、通常のアクションゲームが使用する言葉をNGワードに設定し、置き換えるようにしてきた。モンスターはあくまでハンターの生活の一部になっている狩りの対象で、敵ではない。

 他のゲームではあまり例がないが、カプコンの藤岡要ディレクターは「殺伐とした世界にしたくなかった。言葉はデリケート。一度嫌だと感じると世界観が広がらない」と説明する。

 親が子供に遊ばせていいと感じるゲームにしたいという思いもあった。モンハンは通信システムで、仲間同士が協力してプレーできるのが売り。それには、多くの人に受け入れられる必要があるからだ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。