株主の質問 「イメージセンサーが中核のデバイスだが、もっと消費者の使い心地がある商品を開発してほしい」
鈴木智行執行役 「他社に比べて最先端の技術を駆使している。解像度は2000や3000万画素のものが市場に提供され、製品が充実化してきた。その中で高感度のソニーのイメージセンサーの開発は競争力の源泉になる。年内にもその製品が出てくる予定だ。もうひとつはスピードの開発がある。スポーツ中継で用いられているスーパースローモーションを日常に持っきたい。そこで感動的な絵を作れると思っている。そういう所を競争軸とし、発展させたいと考えている」
株主の質問 「テレビやスマホ(スマートフォン)はアップルやサムスンなど競合が強い中で、ソニーはこれからどう戦っていくのか」
平井一夫社長 「かなり強い競合他社がいる。その中でソニーの強みは、1つはものづくりだ。いかに商品を強くするか。エクスペリアでは、すでにデジタルイメージングを惜しみなく投入している。テレビも4K、さらにきれいな画像を楽しんでいただけるようにしている。2つめにネットワークサービス、コンテンツ資産がある。それをどう組み合わせるかがソニーらしいサービスだと思う。ハード、ソフトをネットワークを通じて提供する。それが1つのカギと思っている」