「思い切った変革や種まき進める」 トヨタ株主総会、豊田社長が積極姿勢

2014.6.17 11:59

トヨタ自動車本社で行われた株主総会=17日午前、愛知県豊田市(飯田耕司撮影)

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 トヨタ自動車は17日、愛知県豊田市の本社で株主総会を開いた。

 豊田章男社長は冒頭、前期の連結営業利益が2兆2921億円と過去最高になったことについて、「取引先などすべての関係者、株主のみなさまの協力でなし得た。感謝する」と述べた。

 昨年度のグループ販売台数が初めて1千万台の大台を突破したことについては、「誰も経験したことのない、(1千万台超という)未知の領域では身の丈以上のことはしないが、思い切った変革や種まきを積極的に進めていきたい」と抱負を語った。

 株主からは、自動運転車の開発についての質問が出た。加藤光久副社長が、「車はドライバーが主権を持って意のままに乗れる。人がまったく関与しない車を商品化するつもりはない」と発言。豊田社長も、「交通事故死をゼロにしたいのが目的」と続いた。

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