日本航空は18日、東京都内で定時株主総会を開いた。昨年10月に欧州エアバスから次世代旅客機「A350」を最大56機購入する契約を結んだことについて植木義晴社長は「公平に米ボーイングとエアバスを比較して、今選ぶべき機材はA350だと判断した」と語った。エアバス機の発注は日航としては初めて。
一方、総会では、2010年の経営破綻で旧株主が経済的損失を受けたことへの不満の声も出た。
植木社長は「経営破綻に伴い多大な迷惑をお掛けし、この場を借りて社長として改めておわびする」と謝罪。その上で「今の株主を第一に、利益を還元できる強い会社にしていきたい」とした。