ガソリン、ダブル増税で5円弱上昇 週末に駆け込み需要本格化 (1/2ページ)

2014.3.27 06:02

 ■来月見通し 温暖化対策税など影響

 レギュラーガソリンが4月から1リットル当たり5円近く値上がりする見通しになった。消費税率引き上げと地球温暖化対策税課税のダブル増税となるためだ。今週末から駆け込み需要が高まりそうだ。

 ガソリンには3%の消費税増税に加え、地球温暖化対策税として石油石炭税が1リットルにつき25銭上乗せされる。経済産業省資源エネルギー庁が26日発表した24日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格(消費税込み)は159円となり、単純計算すれば4月1日には164円程度(同)に跳ね上がる。さらに石油連盟は3月のガソリン需要が駆け込み需要の影響で前年同月比3~4%増になると見込んでいる。

 石連によると、現行の価格水準が続くと、消費税と石油石炭税の増税で1リットル当たりのレギュラーガソリン価格は5円弱上昇するという。東京都内の24日時点の平均価格は161円60銭だが、4月1日以降は166円を超えそうだ。

GS関係者は「店頭価格を1円でも安く見せようと、税別表示にするGSも出てくるだろう」と懸念

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