ソフトバンクは24日、4月21日からスマートフォン(高機能携帯電話)向けに、音声通話とデータ通信をともに対象とする定額制サービスを提供開始する、と発表した。電話会社を問わず、一定の回数、時間まで使い放題とする、同社スマホでは初のサービスだが、既存加入者はこのサービスに加入できないという。
このサービスに申し込めるのは、対象となるスマホの新規契約または機種変更で新たにスマホを購入する人に限られる。既存のソフトバンク加入者は申し込めない。
しかも、サービス対象となる機種も、「4G」または「4G LTE」対応のアンドロイド機か「5」以降のiPhoneに限られる。3G対応やiPhone4Sなどの型落ち機種は新規購入しても、新サービスには申し込めない。
今回、この種のサービスを初めて行うため、当面は意図的に利用者数を調整して、慎重な滑り出しをしようと思惑があるのかもしれない。