携帯、LTEの広域化急ぐ 料金引き下げに道、鍵握る4G規格 (1/4ページ)

2014.1.14 06:38

 スマートフォン(高機能携帯電話)の普及を背景に、2014年は高速データ通信サービス「LTE」の速度、エリアが拡充される見通しだ。NTTドコモは東京・名古屋・大阪地域の1.7ギガヘルツ周波数で展開している第3世代(3G)サービス「FOMA」のLTEへの移行を進めており、毎秒最大150メガビットの高速データ通信地域が拡大。東名阪以外では1.5ギガヘルツ周波数でLTEの利用範囲を順次拡大し、毎秒最大112.5メガビットのサービスを全国主要地域で提供する。KDDIやソフトバンクモバイルも100メガビット以上のLTEサービスの広域化を急ぐ。

 LTE網が全国に行き渡れば、LTEを使ってIP(インターネット・プロトコル)電話を可能にする「VoLTE(ボイス・オーバーLTE)」の展開が現実味を帯びる。ボルテと呼ばれるこの技術は高速伝送で遅延も生じにくいため通話品質が高く、スマホの通話料引き下げや定額通話料の実現も期待される。画像や文字、音声など多様で大容量のデータを扱うため通信網の利用効率が高まり、通信コストが低減できるからだ。

鍵握る4G規格「14年にはLTEが3Gの通信量を超える」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!