使用する名刺の基本デザインは会社ごとに決まっており、日清食品HD、日清食品などの社員は「カップヌードル」タイプを、明星食品社員は袋麺の「チャルメラ」を-といった具合。ほかにマーケティング部門の社員は自分たちが関わる商品の名刺を使用することになっている。
あいさつでインパクト
日本のビジネスマンが使う名刺は通常、縦長または横長の長方形で、サイズは91×55ミリメートルが標準だ。
商品型名刺を導入した狙いは「日清食品らしさを表現するため」(同社広報)。日本の名刺は初対面の人とのあいさつで、商談に入る前に差し出すのが商習慣。ビジネスのコミュニケーションツールだが、商品型をしていれば「ブランドのアピール力」が格段に高まるという。