トヨタ自動車が、高級車ブランド「レクサス」のハイブリッド車(HV)「HS250h」の北米輸出を1月末で中止していたことが7日、分かった。
1月の一部改良を機に、国内専用モデルとなった。レクサス初のHV専用車として2009年に販売したが、北米ではシリーズの他モデルに比べ、販売不振が目立っていたことが要因。長引く円高で輸出採算が悪化したことも要因の一つとみられる。5ドアハッチバックのHV「CT200h」については北米販売を継続する。
レクサスシリーズは、フロント部分に2つの台形を組み合わせた形の「スピンドルグリル」を順次、導入。個性的なデザインが話題を呼び、今年の販売台数は6年ぶりの50万台超えも視野に入る。