従来品のモーターだと大きすぎて、本体に入らない。そのため、小さいながら能力を高めた、ココロボ専用のモーターを新たに開発。日本の家庭に多い絨(じゅう)毯(たん)でも、しっかりゴミを吸引できるように、ブラシも工夫した。
本体前方の左右に付いたサイドブラシがゴミをかき集め、回転ブラシで本体にゴミを吸引。ブラシは材質や長さを徹底的に調整した。さらに、大風量を生み出すターボファンが、1分間に1万4千回の高速回転をし、小さな塵まで完全に吸引できる。シャープが得意としている空中のカビ菌などを除去する「プラズマクラスターイオン発生機」も搭載した。
スマートフォン(高機能携帯電話)との連携や、本体の前方についたカメラを使い、家電製品の電源の消し忘れや飼い犬などの元気な様子が確認できる。一人暮らしをする高齢者の家の様子を、遠くに住む子供が確認できるといった使い方もできる。