--「軽ワゴンナンバーワン燃費」を達成するための苦労は
「今回の28.8キロ走行という燃費目標を必達するために、どういう技術が必要か考え、実行し、役員に毎週開発状況を説明し、課題を即断即決で解決していった。(エネチャージなどの新技術は)正直なところ、半年、1年先の技術だったが、ワゴンRのために何とか前倒ししてもらった」
--後方に行くにつれて高くなる“尻上がり”のデザインはこだわった部分か
「実は燃費にとってあの形は不利となるが、一目見てワゴンRと分かるデザインのアイデンティティーを踏襲した。『ワゴンRはあの形』という共通意識があり、社内で誰もデザインを変えようという声はなかった」
--これまでは5年ごとの全面改良だったが、今回4年なのには理由があるのか