【クルマ人】「ワゴンR」絶対売れる自信 新技術と定番デザインの融合 (1/4ページ)

2012.10.7 07:00

スズキ・新型「ワゴンR」

スズキ・新型「ワゴンR」【拡大】

 スズキは6日、4年ぶりに全面改良した主力軽自動車「ワゴンR」を発売した。軽自動車の年間販売で8年連続トップの座を堅持する同社の「看板」だが、今年はダイハツ「ミライース」やホンダ「N BOX」シリーズと激しいシェア争いを演じている。

 新型車では新たな低燃費化技術を搭載し、ワゴンタイプでは軽自動車ナンバーワンの低燃費となるガソリン1リットル当たり28.8キロを達成した。燃費への徹底したこだわりをスズキ第一カーラインの松井時男チーフエンジニアに聞いた。

 --全面改良のポイントは

 「コンセプトは軽ワゴンナンバーワンの低燃費。燃費性能を飛躍的に革新させることを第一テーマとしてきた。1993年に発売した初代から一目でわかるデザインを踏襲し、乗り降りや運転のしやすさ、室内空間、運転席の座面の高さ、これはずっと守り続けている。20年間で累計販売が388万台と販売台数も多いので、社内でも『新しい技術はワゴンRからやろう』という雰囲気がある」

軽自動車初となる3つの技術

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