【クルマ人】デザイン自信のトヨタ「オーリス」 なぜ欧州で挑戦し続けるのか (2/3ページ)

2012.9.23 10:00

トヨタ新型「オーリス」

トヨタ新型「オーリス」【拡大】

 --エンジンは改良したのか

 「ラインアップは変わっていないが、1500ccは『カローラアクシオ/フィールダー』『ポルテ』『スペイド』、1800ccは『カローラフィールダー』『ウィッシュ』と同じものを採用した」

 --開発過程で意識した部分は

 「初代モデルは欧州でしっかり売っていくために個性を出そうと少し背高なデザインだったが、(欧州メーカーが)一斉に背を低くしてダウンサイジングしてきた。そこで欧州のトレンドに乗り遅れないように、まずは走行性能と二酸化炭素排出量(CO2)をしっかり勉強した。それから走りと見た目のスタイルが合致するバランスを他社をベンチマークしながら研究を重ねた。見た目と性能を同じベクトルにし、『スポーツハッチバック』という方向性にまとめあげた」

 -ライバルは

 「欧州で(排気量1500cc~2000ccの)Cセグメントのナンバーワンはフォルクスワーゲン(VW)の『ゴルフ』。2番手以降にフォード『フォーカス』、ルノー、プジョーが続く。非常に厳しい戦いをしているところにさらに、現代自動車や起亜自動車など新たな競合相手も加わった。だから欧州におけるトヨタも『トヨタ=オーリス』ぐらいのイメージでオーリスを売っていかないといけない。日本ではマツダの『アクセラ』やスバルの『インプレッサ』が競合だと思っている」

ゴルフと比較してオーリスが勝っている点は?

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