西武鉄道、新型レッドアローは“鏡面仕上げ” 「風景に溶け込む」

 
西武鉄道が2018年度に投入する新型特急車両のイメージ。「風景に溶け込む特急」がコンセプトの斬新なデザインだ(同社提供)

 西武鉄道は14日、25年ぶりとなる新型の特急車両を2018年度に投入すると発表した。「風景に溶け込む特急」がコンセプトで、“鏡面仕上げ”のような塗装を取り入れ、沿線の景色が車体に映り込む斬新でやわらかいデザインを採用する。

 車両デザインは、「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞を受けた建築家で、金沢21世紀美術館や仏ルーブル美術館ランス分館などを手がけた妹島和世氏に依頼した。

 西武の特急は「レッドアロー」の愛称で知られ、初代5000系は秩父線が開業した1969年、現行の10000系は93年に登場した。

 3代目は8両編成で計56両を日立製作所が製造。まず秩父線に投入する。

 デザインコンセプトとして、「風景に溶け込む」ほか「くつろげるリビングのような特急」「ただの移動手段でなく目的地となる特急」を目指すという。

 西武鉄道は2012年に迎えた創業100年を記念し、観光用のレストラン列車を今年4月から運行開始するほか、来春にはロングシートとクロスシートに転換可能な新型通勤車両40000系を投入する。

 それらに続く3代目レッドアローについて、同社広報は「次の100年に向けたフラッグシップトレインとして、見るだけでも楽しくなるような特急を提供したい」としている。