【STAP問題】理研の全理事に交代要求へ 改革委「自浄作用が不十分」 野依氏は除く (1/2ページ)

2014.6.6 10:01

  • 小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダー

 新型万能細胞とされる「STAP(スタップ)細胞」の論文不正問題で、外部有識者でつくる理化学研究所の改革委員会が、理研の理事全員の交代を求める方針を固めたことが5日、分かった。来週にも公表する報告書に盛り込む。トップの野依良治理事長(75)の交代は求めず、同氏に理事5人の最適な配置を求める。

 関係者によると、改革委はSTAP問題について、理研の組織内の自浄作用が不十分だったことが原因と判断。理事の一新を求める方針を固めた。

 その理由として(1)コンプライアンス(法令順守)を重視し、組織運営の能力を高める必要がある(2)時代によって変化する研究倫理規範に対応するため、理事の若返りが必要(3)企業経営の経験者など組織運営や管理にたけた人材を起用すべきだ-との内容を報告書に盛り込む。現在の理事にいない生命科学の専門家も起用すべきだと指摘する見込み。

野依氏は平成13年にノーベル化学賞を受賞、15年に理研理事長に就任

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。