小保方さん会見…研究者たちはこう見た 「強引な主張」「信じるのは困難」 (1/2ページ)

2014.4.10 16:08

  • 【STAP細胞】小保方(おぼかた)晴子氏の疑惑の構図(賛否はSTAP論文の撤回について)=2014年4月9日現在
  • 記者会見に臨む理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー。質問に対し涙を流す場面もあった=9日午後、大阪市北区
  • 記者会見する小保方晴子氏。ときおり笑顔も見せた=9日午後、大阪市北区
  • 会見中、頭を下げる小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • 会見する理化学研究所の小保方晴子さんを映す、家電量販店のテレビ売り場=9日午後、東京都豊島区のヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」(松本健吾撮影)
  • 会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • 会見で多くの記者が質問の手を上げる中、涙をぬぐう小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • 会見する理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • 会見の最後にも、報道陣に向かって頭を下げる小保方晴子氏=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)
  • 涙を浮かべながら会見に臨む小保方晴子氏=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)
  • 記者会見で涙を流しながら質問に答える小保方晴子氏=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)
  • ビデオカメラのモニターに映し出された小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • プロジェクターを使って説明する小保方晴子氏ら=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • スタッフの手助けを受けながら、会見場を後にする小保方晴子氏(左)=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)
  • STAP細胞問題で会見する小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • 記者の質問に答える小保方晴子氏=9日午後、大阪市北区(松永渉平撮影)
  • 会見中、涙をぬぐう小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • STAP細胞問題で会見する小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • 会見中、涙を流す小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • 会見冒頭、立って挨拶をする小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • STAP細胞問題で会見する小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • STAP細胞問題で会見する小保方晴子氏=9日、大阪市北区(彦野公太朗撮影)
  • 会見を開いた理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • 会見する小保方晴子を映す、家電量販店のテレビ売り場=9日午後、東京都豊島区のヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」(松本健吾撮影、一部画像処理)
  • 会見中、涙を流す小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • 会見で多くの記者が質問の手を上げる中、涙を流す小保方晴子さん=9日午後、大阪市北区(志儀駒貴撮影)
  • 小保方氏の会見会場前には大勢の報道陣が列をつくった=9日午前、大阪市北区(松永渉平撮影)


小保方晴子氏

小保方晴子氏【拡大】

 小保方晴子氏の記者会見での発言について、研究不正問題に詳しい大阪大の中村征樹准教授(科学社会学)は「インパクトのある反論はなかった」と話す。

 中村准教授は、「研究成果の信頼性は、そのプロセスが妥当であることに支えられる。『真正な研究結果が存在するので研究不正ではない』と訴えているが、それは科学的には強引な主張だ」と断じる。

 信頼性を証明するには「パソコンや実験ノートをどういう形で管理し、どういうデータがあるのかを提示し、説得力のある説明が必要」という中村准教授。一方で「理化学研究所の調査委員会の報告も拙速だったのでは。調査段階で小保方氏の主張を十分に聞き取りし、事実認定すべきだった」と指摘した。

「謝罪、反省したことは評価するが、もっと早く世間や科学者に説明すべきだった」

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