署名を行ったかは知らない
理化学研究所が4日、STAP(スタップ)細胞の主要論文について小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダーが撤回に同意する署名入りの文書を提出したと明らかにしたことについて、小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士は、論文撤回に同意する署名を行ったかは知らないとした上で、「極めて精神状態が悪い中、主体的な判断を行ったのかどうか、十分に見極めて対応を決めたい。彼女の本意ではないと思う」と述べた。大阪市内で報道陣の質問に答えた。
三木弁護士は「論文の取り下げは、例えるなら自分の子供に手をかけるようなこと。何らかの強い圧力によって、同意せざるを得なかったのでは」と推測。