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1日12時間、凍りつくような冬の水にぬれて撮影 ラッセル・クロウ 映画「ノア 約束の舟」

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1日12時間、凍りつくような冬の水にぬれて撮影 ラッセル・クロウ 映画「ノア 約束の舟」

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映画「ノア_約束の舟」(ダーレン・アロノフスキー監督)で主演を務めたラッセル・クロウさん=2014年5月19日、東京都内(鴨川一也撮影)  旧約聖書に記された「ノアの箱舟」を実写映画化した「ノア 約束の舟」(ダーレン・アロノフスキー監督)で主演を務めたラッセル・クロウ(50)が、3年半ぶりにプロモーションで来日した。東京都内の劇場で催された特別試写会では「コンニチワ、トウキョウ」と第一声。大きな箱舟を作る大役を担った本作には「まず謝っておきますね。映画を見た皆さんはノアの役に怒りを覚えるかもしれません。次の日の朝になってもきっと映画のことをいろいろと考えてしまうでしょうからね」とユーモアたっぷりに紹介した。

 ある夜、ノア(クロウ)は恐ろしい夢をみた。堕落した人間たちを滅ぼそうと、神が大洪水を起こすと宣告したのだった。ノアは、妻ナーマ(ジェニファー・コネリー)、3人の息子、養女イラ(エマ・ワトソン)と協力し、罪のない動物たちを守る箱舟作りに乗り出したが、やがてノアの父を殺した宿敵が計画を聞きつけ…。

 圧巻の洪水シーンは、一足先に来日会見を開いた監督によれば「わずか1回の放水でサッカー場を満杯にできるほどのすごい機械」を作って実現したものだという。一番ハードな撮影を問われたクロウは恨めしそうな声色で「ザ・レイン(雨)」とポツリ。「来る日も来る日もずぶぬれ。ニューヨークのロングアイランドで1日12時間は撮影したかな。凍りつくような冬の水ですよ。ダーレンは『水を温めている』と取材で答えていたけれど、それはまったくの嘘だよ」と明かし、会場を沸かせた。6月13日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:鴨川一也/SANKEI EXPRESS

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