「ロボットなら素直に心が伝わる」 映画「キカイダー REBOOT」
更新本作のエグゼクティブプロデューサーを務めたのが東映の白倉伸一郎とKADOKAWAの井上伸一郎。井上は「人間が迷いや悩みをストレートに表現すれば、見ているこちら側が恥ずかしくなってしまうところを、ロボットが表現すれば、素直に心を伝えることができ、寓話となり得る」とキカイダーの魅力を強調した。
また、白倉は「テレビ放送から40年もたち、当時の関係者は亡くなっている方も多い。過去の証言者がいない分、かえってオリジナリティーのある作品にできました」と語った。
元祖キカイダーを演じた伴大介(67)も心理学者役で出演している。5月24日、全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS)