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【まぜこぜエクスプレス】アート展 「つながる。それから?」開催

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【まぜこぜエクスプレス】アート展 「つながる。それから?」開催

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六本木ヒルズumuで開かれた「つながる。それから?」のトークショーに参加したやくみつるさん(右)と東ちづるさん=2014年5月11日、東京都港区(提供写真)  アールブリュット作品を紹介するアート展「つながる。それから?」(主催・一般社団法人Get in touch)が5月10、11日の両日、東京都港区の六本木ヒルズumuで開かれた。

 東日本大震災で亡くなった知人たちを温かいタッチで描いた「星になった人」(田崎飛鳥)、カラフルな色彩で力強く復興を祈る「完全なるふっかつのつなみ」(水沼久直)、どこかノスタルジックで優しい作風が魅力の「えき」(塗敦子)など、震災をテーマにした作品や被災地で活動するアーティストの作品を中心に約60点を展示。アートやアールブリュットの可能性を模索するトークショーも行われ、ゲストとして参加した漫画家のやくみつるさんは、「今回の感想を、ひと言で言えば“嫉妬”」と話し、作品を称賛した。

 Get in touchの東ちづる理事長は「作品には素晴らしいものも、そうでないものもある。才能を見つける人、商品としてデザインする人がいて、はじめて世の中に出すことができる」と話した。

 会場では、アールブリュットをデザインに取り入れたBEAMSと工房集のコラボ商品のほか、滋賀県にある知的障がい者施設「やまなみ工房」とのコラボレーションで、笠谷圭見氏がプロデュースしたブランド「NUDE:PR-y」の最新コレクションを紹介。東理事長は「アールブリュットと社会をつなぐ新しいビジネスモデルにチャンスを!」と訴えた。(SANKEI EXPRESS

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