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ナチ略奪のマチス 持ち主一族に返還

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ナチ略奪のマチス 持ち主一族に返還

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 ノルウェーの美術館が3月21日、ナチス・ドイツが略奪した仏画家マチスの絵画「暖炉の前に座る青い服の女性」を、持ち主だった仏画商のポール・ローゼンバーグ氏の一族に返還することで合意したと発表した。

 推計評価額は2000万ドル(約20億円)。2012年にパリで展示された際に、ナチスに奪われた数百点の作品を捜し続けている米国在住の一族が所有権を名乗り出た。作品は元独空軍総司令官ゲーリングの手に渡った後、ドイツの美術商などを経てノルウェーの富豪が購入したという。(SANKEI EXPRESS

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