記者会見での主な一問一答は次の通り。

　――１８年前に２人が知り合った経緯は

　「彼が映画音楽を担当することになり、知人を介して紹介された」

　――やめようと思ったタイミングは

　「去年の５月にピアノの曲を提出したとき、もうこれ以上はできないと思った」

　――なぜ今告白したか

　「（ソチ冬季五輪で）高橋大輔選手に偽りの状況のまま踊っていただくのは良くないと思った」

　――佐村河内（さむらごうち）さんの聴力については

　「私が録音したものを彼が聞き、彼がコメントするシーンが何度もあった」

　――契約形態は

　「彼の依頼で私が作曲し、譜面を渡して報酬を受け取った」

　――共作という意識はなかったのか

　「あくまで彼のゴーストライターであるべきだと思っていた」

　――代作をほかに知っていた人はいるのか

　「私自身が彼と接触するときは、ほとんど彼と２人だけだった。それ以外で、彼と会うことはなかった」（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ　（動画））