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外食業界の明暗くっきり ココイチ、吉野家、サイゼリヤなど活況 マックやすき家は不振続く

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外食業界の明暗くっきり ココイチ、吉野家、サイゼリヤなど活況 マックやすき家は不振続く

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 対照的に、日本マクドナルドやゼンショー傘下の牛丼チェーン「すき家」は不振が続く。マックの全店売上高は昨年2月以降11カ月連続で前年割れ。一昨年からの販売不振に加えて、昨年7月下旬には中国委託先工場での期限切れ鶏肉問題が発覚して翌8月には25.7%も落ち込んだ。回復が期待された12月には人気商品のポテトで原料調達が不足し販売に制限がかかり、下げ幅は再び20%を超えた。今年に入って異物混入という新しい問題も相次ぎ起きている。消費者の信頼を失うトラブルやミスが相次ぎ、回復には時間がかかりそうだ。

 ゼンショーHD傘下の牛丼チェーン店「すき家」は、いわゆるブラック勤務問題を受けて、10月から深夜の1人勤務を取りやめた。増員できない約6割の店舗は深夜営業を中止、閉店した店もある。全店売上高は4-9月平均で3.1%減。10月と11月は下げ幅が7%超へと拡大、12月も4%減だった。

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  • 都内のマクドナルド

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