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東レと菅公学生服 環境配慮型体操着を開発

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東レと菅公学生服 環境配慮型体操着を開発

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 東レと学生服大手の菅公学生服(岡山市)は6日、植物由来のポリエステル繊維を使用した学生用の体操着を共同開発し、来年4月に発売すると発表した。両社の進める環境負荷低減活動の一環で、学生用の体操着では初めて、環境に配慮した製品を推奨する国のグリーン購入法に適合。今後は商品数の拡大などを積極展開し、学生への環境意識の喚起につなげる狙いだ。

 使用した植物由来の繊維は、東レが4月に発表したサトウキビなどを配合した植物度30%のポリエステル繊維「エコディアPET」。同繊維を40%以上使用した体操着を「カンコーエコスクールBIO」ブランドとして、小学・中学・高校向けに販売していく。来年4月には長袖ジャージーとハーフパンツを展開。価格は未定だが、通常の商品より多少割高になるという。

 初年度の販売目標は9万点(2億5000万円)で、3年後に60万点(15億円)の売り上げを目指す。

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