日本頼みの韓国航空会社で相次ぐトラブル 新規就航・増便も“安全確認”は二の次? (4/4ページ)

2017.6.18 13:14

羽田空港のC滑走路で左翼エンジンから出火するトラブルがあった大韓航空機=昨年5月27日午後(本社チャーターヘリから、大山実撮影)
羽田空港のC滑走路で左翼エンジンから出火するトラブルがあった大韓航空機=昨年5月27日午後(本社チャーターヘリから、大山実撮影)【拡大】

  • 羽田空港のC滑走路で左翼エンジンから出火するトラブルがあった大韓航空機=昨年5月27日午後(寺河内美奈撮影)
  • 着陸に失敗し、大きく機体が損傷したアシアナ航空機=平成27年4月、広島空港(運輸安全委員会提供)

 その一方で、韓国のエアラインは日本国内で多くのトラブルを起こしているというイメージもある。6月9日に福岡空港に着陸前の大韓航空機の操縦室内から煙が出たことは記憶に新しい。それだけではない。昨年5月には、東京・羽田空港を離陸しようとした大韓航空機から出火し、乗客乗員319人全員が緊急脱出する事故が起きた。また、一昨年4月にはアシアナ機が広島空港で着陸失敗事故を起こしている。

 近年、日本の国内外を問わず、事故や不祥事が相次いでおり、韓国の航空会社は「安全第一」にはほど遠い。THAAD禍の被害者を装い、日本人を呼び込むために新規就航や増便を目論むのはいいが、“安全確認”したあとにしてもらいたい。

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