【ロッテ裏金疑惑】創業者や韓国ロッテ会長の次男らを19日にも在宅起訴へ 捜査終結も一族5人が公判の異例の事態に

2016.10.18 17:55

健康診断のため執務室のあるソウル・明洞のロッテホテルを出る重光武雄氏=5月(聯合=共同)
健康診断のため執務室のあるソウル・明洞のロッテホテルを出る重光武雄氏=5月(聯合=共同)【拡大】

  • ソウル中央地裁が逮捕状の請求を棄却し、報道陣に囲まれ待機していた検察庁舎を後にするロッテグループの重光昭夫会長=9月29日、ソウル(共同)
  • ソウル中央地検に出頭した重光武雄氏の長男、宏之氏=9月1日(共同)

 【ソウル=名村隆寛】聯合ニュースによると、ソウル中央地検は18日、ロッテグループ創業者、重光武雄氏(韓国名・辛格浩=シン・ギョクホ)氏(94)と、次男で韓国ロッテグループ会長の重光昭夫(同・辛東彬=ドンビン)氏(61)、長男の宏之氏(同・辛東主=ドンジュ)氏(62)を、横領や背任、脱税などの罪で19日に在宅起訴する方針を固めた。

 検察は先月、昭夫氏の逮捕状を請求したが、ソウル中央地裁は「逮捕の理由と必要性を認定することは難しい」として棄却。在宅起訴の可能性が高いとみられていた。

 検察はこれまでに、武雄氏の長女、辛英子(ヨンジャ)ロッテ奨学財団理事長(74)を背任収財、脱税の罪で起訴、武雄氏と内縁関係にある徐美敬(ソ・ミギョン)被告(57)も脱税の罪で在宅起訴している。約4カ月にわたる捜査は終了するが、創業者一族5人が裁判にかけられる異例の事態となる。

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