地元メディアによると、2人は籠城中に「殉教者となる準備がある」と語っており、投降を呼びかける交渉が失敗したため特殊部隊が突入したとみられる。英BBC放送によると現場に近いシャルル・ドゴール空港で滑走路の一部が一時閉鎖された。
複数の米メディアは、兄のサイド容疑者が2011年ごろ、イエメンで国際テロ組織アルカーイダ系の武装組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」で軍事訓練を受けていたと伝えた。兄弟の1人は過去1年以内にシリアに渡航した形跡もあるという。AP通信によると、2人とも米政府の入国禁止リストに入っていた。