【衆院選2014】増税先送りで国民の審判仰いだ安倍首相 「考え、考え抜いた解散」

2014.12.14 23:00

笑顔を見せる安倍晋三首相=14日夜、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

笑顔を見せる安倍晋三首相=14日夜、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)【拡大】

  • 次々と付けられるバラを背に笑顔を見せる安倍晋三首相=14日夜、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 安倍晋三首相は14日夜、民放の報道番組で、今回の衆院解散の決断について「考え、考え抜いた」と振り返った。安倍首相は「解散は衆院議員全員の議席を奪う。前回の選挙においては、3年3カ月の浪人生活を終えてやっと議席を獲得した方々がいた。そう簡単な気持ちで、その人たちの首をとばすことはできるわけがない」と説明。その上で「税に関わる大きな変更は国民に信を問わなければいけない」と話し、消費税増税見送りについて国民の審判を仰ぐ必要性があったことを強調した。

 また安倍晋三首相は14日夜のフジテレビの番組で、平成29年4月からの消費税率10%への引き上げについて、「今回のような景気判断はしない」と述べ、予定通り実施する考えを表明した。軽減税率導入について「国民の理解を得ながら目指す」と述べた。

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