【衆院選2014】自公両党で3分の2以上獲得へ 民主100議席届かず 共産は倍増

2014.12.14 20:05

開票所に集まりだした投票箱=14日、東京・新宿(撮影・桐山弘太)

開票所に集まりだした投票箱=14日、東京・新宿(撮影・桐山弘太)【拡大】

 第47回衆院選は14日、投開票が行われた。自民党は選挙区、比代表ともに優勢な状況だ。堅調な選挙戦を展開し、選挙前勢力(31議席)並みの議席をうかがう公明党と合わせ、3分の2以上(317議席)を獲得する公算が大きい。この場合、衆院で可決された法案が、参院で否決するか、60日以内に議決しない場合、出席議員の3分の2以上の賛成で再議決し、成立させることが可能となる。

 民主党は、選挙前勢力(62議席)を上回るものの、100議席には届かない見込み。共産党は、議席を倍増させる勢いをみせている一方、「第三極」の維新の党と次世代の党は後退している。

 安倍晋三首相は今回の衆院選の勝敗ラインについて「自民、公明両党で過半数」との方針を表明してきた。24日に召集予定の特別国会で行われる首相指名選挙で安倍首相が引き続き選出され、首相は直ちに第3次安倍内閣の発足に向けた準備に入る。

 今回の衆院選では、首相の経済政策「アベノミクス」の是非が最大の争点となり、首相は「間違いなく私たちの経済政策は成果をあげている」と強調。これに対し、野党の民主党などは「豊かな人がもうかっても一般の人におこぼれはない」と批判した。

 今回の衆院選は全国295選挙区と、11ブロックの比例代表(定数180)の計475議席を1191人が争った。

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