デジタル家電購入、今冬は復調の兆し ボーナスの使い道調査

2013.12.13 06:12

 調査会社のMM総研が12日発表した冬のボーナスの使い道に関する社会人の意識調査によると、デジタル家電の購入を考えている人の割合は35.0%と昨冬の26.7%から8.3ポイント上昇した。昨冬のボーナス商戦では、薄型テレビや録画機といったデジタル家電は振るわなかったが、今冬は復調の兆しが出てきた。

 調査は11月末から12月初めに実施し、1121人が回答した。品目別では、ノートパソコンが11.4%で昨冬に続きトップ。4~9月の個人向けパソコンの出荷台数は前年同期から30%減ったものの、MM総研は「来春の消費税増税とウィンドウズXPのサポート終了を見越した駆け込み需要がボーナス商戦で生じる可能性がある」としている。

 2位は6.1%の薄型テレビ、3位は5.7%のスマートフォン(高機能携帯電話)で昨冬と順位が入れ替わった。価格は依然高いものの、高解像度映像技術「4K」に対応した薄型テレビも購入候補に挙げられた。

 一方、家庭用ゲーム機は据え置き型が昨冬の6位から7位、携帯型も4位から9位に順位を下げた。ソニーが「プレイステーション4」の国内発売を見送ったことなどが響いた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。