同様にキリンビールが江南区で今年6月に開設した期間限定店「キリン 一番搾り フローズンガーデン」は、わずか1カ月間で3万人の来場者があり、最長で90分待ちの列ができたという。7月末から釜山市内にオープンした2号店は、オープン期間を延長するなど日本製ビールの人気は高まるばかりだ。
韓国関税庁によると、日本製ビールの輸入額は今年1~6月で1322万ドル(約13億円)と2位のオランダ(約5億円)、3位のドイツ(約4億円)に大差をつけ、輸入ビール市場の3割を握ったという。
批判に反発、改革も…
日本製ビールが人気を集める要因のひとつが、韓国ビールとの「味」の違いだ。
英経済誌エコノミストは昨年11月、「ビールの味は北朝鮮が韓国を上まわる」と韓国のビールを酷評する記事を掲載した。