「政府で対応考えないと」と麻生副総理 天皇陛下の生前退位ご意向で
麻生太郎副総理兼財務相は15日の閣議後の記者会見で、天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る意向を示されていることについて、「非常に負担がかかられるということならば、どう対応していくか、政府で考えないといけない」との認識を示した。
陛下は82歳になられる。麻生氏は「ご高齢ということを考えると、いろんなことをきちんと全部なさる姿勢は、われわれとしては大変ありがたい」と語った。
その上で、「大正天皇の後半の方も、昭和天皇が実質(公務を)しておられたという事実がある」と、公務などを代行する「摂政」を置く可能性も示唆した。
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