バドミントン女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は、バドミントンで日本勢初の金メダルを獲得した。卓球は男子団体で銀、女子団体で銅メダルを手にし、さらに男子シングルスの水谷隼(ビーコン・ラボ)は卓球個人種目で日本勢初メダルとなる銅メダルに輝いた。
テニス男子でも錦織圭(日清食品)がシングルスで3位となり、日本勢としては96年ぶりのメダルを獲得。カヌー・スラローム男子カナディアンシングルに出場した羽根田卓也(ミキハウス)はカヌー競技で初となる銅メダルに輝くなど快挙が相次いだ。
陸上男子400メートルリレーでは、山県亮太(セイコーホールディングス)飯塚翔太(ミズノ)桐生祥秀(東洋大)ケンブリッジ飛鳥(ドーム)で臨んだ日本は銀メダルを獲得。海外勢が圧倒的な強さを誇っている陸上界で、日本の力を世界に見せつけた。
今大会では、初めて「難民五輪選手団」が結成され、陸上や競泳に出場したがメダル獲得はならなかった。(五輪速報班)