地域政党「京都党」代表に2月、インターネット上で「美貌」が話題になっている女性の京都市議が就任した。2期目の江村理紗市議(30)。2月7日に投開票され、非共産系の現職が3選を果たした京都市長選で、京都党は候補者擁立をめぐって党内騒動が勃発。いったん立候補を検討しながら断念した党の創設者で村山祥栄(しょうえい)市議(38)が代表辞任に追い込まれた。江村氏は「党の顔」でもあった村山氏の後任だ。一体、どんな人物なのか。女優の夏帆さんそっくりの容姿だけでなく、政治手腕でも注目を集めることができるか。江村氏は産経新聞の独占インタビューに応じ、政治家になった経緯や今後の目標、さらに趣味、好きなお酒まで語ってくれた。(塩山敏之)
大学時代から政治を勉強
江村氏は京都市出身。政治に興味を持ったのは高校生のときのことだという。
「マニフェストができてきたころ。数値目標を示して、約束する責任政治を果たすというところが表に出てきたので、日本の政治が変わるのではないかと興味を持ちました」
政治の勉強をしようと、同志社大に新設された政策学部に進学。法律や経済、政治に関して横断的に学問として学ぶが、それより、現場の政治を勉強したいと思い、2回生のときに京都党設立前の村山氏のもとでインターンシップに参加した。