【試乗インプレ】上品、そして豪快! レクサス「RX」は走りを楽しめる高級SUV (4/5ページ)

  • レクサス「RX450h」
  • レクサス「RX450h」の運転席。
  • レクサス「RX450h」。ボディ側面の凹凸がきれいなラインを生み出す。
  • レクサス「RX450h」
  • レクサス「RX450h」のインテリア
  • レクサス「RX450h」の後部座席
  • レクサス「RX450h」
  • レクサス「RX450h」のボトム。
  • レクサスのエンブレムに手をかざすと自動で開くバックドア。
  • ゆとりのあるラゲージルーム。使い勝手がよさそうだ。
  • レクサス「RX450h」の運転席。
  • パワーウィンドウのスイッチ。見た目はやや地味だ。
  • レクサス「RX450h」
  • レクサス「RX450h」ダッシュボード。
  • レクサス「RX450h」
  • レクサス「RX450h」の運転席。
  • レクサス「RX450h」。LEDのインジケーターは、オレンジの光が左右に流れる「シーケンシャル」タイプ。
  • レクサス「RX450h」
  • ひと目でレクサスだと分かるスピンドルグリル。
  • レクサス「RX450h」。BMWやアウディのような迫力を欠くが、シャープな目を持つ“イケメン”だ。
  • レクサス「RX450h」のLEDリアコンビネーションランプ。
  • レクサス「RX450h」の三眼フルLEDヘッドランプ
  • レクサス「RX450h」のインパネ。
  • レクサス「RX450h」のダッシュボード(夜間)。


 快適な室内空間

 クルマを止めてじっくりと眺めてみた。デザイン面では、切れ長のヘッドランプを構えるフロントからサイドにかけてシャープな印象。3代目のややボテッとした“おじさん臭”は抜けている。リアはオーソドックスで無難にまとめている。ウインカーは点滅式ではなく、光が流れる「シーケンシャルランプ」を採用。車体のボトムはフラットに仕上げている。悪路も走るSUVでは大事なことだ。後部座席は文句なしの広さ。仮に力士が乗っても快適だろう。その場合は4人乗りになると思うが…。ラゲージルームは十分な奥行きを確保している。リアシートを倒さなくても、大型のゴルフバッグを4個も横置きできるという。

 先ほども触れたが、ボディはかなりワイド。全長も先代RXより12センチ長い4890ミリで、全体的にひと回り大きくなった。1年前に試乗したコンパクトタイプのNXより全長で26センチ、全幅で5センチも大きい。レクサスの担当者によると、一部のRXユーザーは「妻が運転しやすい」などの理由で、小型のNXに流れたそうだ。その代わりに、新型RXは他社ユーザーの吸引に成功しているという。レクサスへの買い替えが進んでいるのだ。

ライバルはBMW「X5」とアウディ「Q7」