日本トイレ大賞
産経新聞が地下鉄を利用する女性65人を対象に行ったアンケートでは、以前のトイレについては過半数が「使わない」「できれば使いたくない」と答えていたのに対し、リニューアルされたトイレについては、「うれしい」「入りやすくなった」「不安がなくなった」などと歓迎する声が9割を占めた。
「以前は陰気くさいし紙はないしで、近くのデパートまで行くか、会社まで我慢していた。今は改善され、ハンドソープも導入されてうれしい」(奈良県大和郡山市・45際・無職)▽「以前のトイレはベビーチェアがなく困っていたので、リニューアルされてよかった」(大阪市浪速区・37歳・主婦)▽「絵の額などが飾られてくつろげる空間になった」(大阪府東大阪市・50歳・パート)などの声があり、「まだ使ったことがないので分からない」など8%を除く全員がプラス評価した。
こうした女性たちの「生の声」を定例会見でぶつけると、橋下市長は「あ、そうですか。良かったです! うれしいですよ」と表情をほころばせ、「予算はかかりましたけど、やればみんなが喜んでくれて、みんなが来てくれてということで、やっぱり公務員はサービス業なんだと職員に感じてもらえれば、お客さまのことをまず第一に考える、そういう職場になると思う」と誇らしげに語った。