電気自動車にもライバル必要 販売伸び悩み…次の一手は?

2013.1.24 11:50

  • 三菱自動車が発売するSUV「アウトランダーPHEV」(三菱自動車提供)
  • 新型EV「eQ」を紹介するトヨタ自動車の内山田竹志副会長=東京都江東区
  • 普及が進むEVステーション。経済産業省は2014年度までに約3万6000基の急速充電器設置を計画する=栃木県那須町の道の駅「那須高原友愛の森」(那須町提供)
  • 「Q5」のHVモデルを紹介するアウディジャパンの大喜多寛社長=16日、東京都渋谷区
  • 全面改良したクラウンの前でポーズをとるトヨタの豊田章男社長=25日、東京都渋谷区
  • 日産自動車が実証実験を始めた超小型車EV=15日、横浜市西区の日産グローバル本社
  • 一部改良したEV「リーフ」を説明する日産自動車の西沢正昭常務執行役員=20日、東京都港区
  • ホンダの新ハイブリッドシステムを搭載した試作車(古川有希撮影)
  • 欧州初の小型HV商用車「キャンターエコハイブリッド」を公開する三菱ふそうトラック・バスのアルバート・キルヒマン社長(左)=18日、独ハノーバー(平尾孝撮影)
  • トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」(同社提供)
  • 販売台数で快走を続ける「アクア」(トヨタ自動車提供)
  • トヨタの「プリウスα」
  • トヨタ「アクア」


ホンダが開発した超小型電気自動車「マイクロコミュータープロトタイプ」(古川有希撮影)

ホンダが開発した超小型電気自動車「マイクロコミュータープロトタイプ」(古川有希撮影)【拡大】

 トヨタ自動車の「プリウス」や「アクア」などハイブリッド車(HV)が快走を続ける一方で、電気自動車(EV)は販売が伸び悩んでいる。低価格化を一層進めて販売てこ入れを図ろうと、日産自動車はEV「リーフ」を4月から約28万円値下げするという。国内では三菱自動車が軽自動車のEVを一般販売しているが、トヨタ自動車やホンダはリースや限定販売にとどまっており、「ライバルがいないと市場が活性化しない」との声もある。

 そんな中、経済産業省もEV普及を加速させようと動き出した。EVの急速充電器について、早ければ2014年度までに全国のガソリンスタンド数に匹敵する約3万6000基にするなど集中的に導入する計画をまとめた。20年までに急速充電器を5000基導入する従来目標を約7倍に上方修正した。

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