続いて、主な登場人物の紹介に移ったエイブラムス監督は「物語の中心にいるのがレイという女性キャラクターで、リドリーが演じています。レイはとても大きなハートを持った人物です。しかし、彼女はこの世で自分に与えられた立場についてはまだ何も分かっていません」と指摘。また、孤独なレイと初めて友達になったのがBB-8であることにも触れ、「BB-8はとても優れた人格の持ち主であり、いろんな場面で他の役者の存在感を食ってしまうくらいの演技を見せてくれますよ。そして、レイとBB-8がフィンに出会うことで冒険が始まるのです。日本の皆さんはきっとレイの冒険を気に入ってくれると思います」と期待を寄せた。
そんな説明ではまだまだ舌足らずだと言わんばかりに、食い下がる報道陣から「日本のスター・ウォーズファンに対し、言える範囲で最大限の秘密を教えてほしい」と改めて質問が飛ぶと、エイブラムス監督は「僕は映画を見た後、『ほとんど内容を知っていたな…』という気持ちになるのが嫌なのです。皆さんにもそんな気持ちを味わわせたくありません。日本の皆さんだけにと秘密を教えたとしても、(SNSが発達した)今では情報が瞬時に世界中に拡散してしまうでしょう。米国の映画ファンは誰も内容を知らないですよ」と理解を求めた。