しかし、いまそれだけを知ったところで、何がなんだかさっぱり分からないというのが、正直なところだ。
主なキャラクターとしては、旧シリーズに登場したハン・ソロ(ハリソン・フォード)やレイア姫ことレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)が本作にもお目見え。物語の鍵を握る重要な役どころには、球形の体をコロコロと転がして移動する新キャラクター「ドロイドBB-8」、機動歩兵ストームトルーパー軍の脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)、十字形のライトセーバーを操る悪役、カイロ・レン(アダム・ドライバー)が名を連ねている。
会見でも徹底して秘密
会見の冒頭、エイブラムス監督は「スター・ウォーズは普遍的な言語で描かれています。ロマンがあり、冒険があり、コメディーがあり、スペクタクル映画であり、アクションがある。でも、その中心にあるのはキャラクターの人間性であり、それこそが文化や国を超越して理解が得られる部分でしょう。今回はまったく新しい物語です。今日は物語に登場する2人の若いキャラクターたち(ボイエガ、リドリー)が私の右に座り、悪役(ドライバー)が左側に座っています」と、核となるべき要素を担う俳優陣の重要性を強調した。