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「子供向け」一新 おしゃれな憩いの場 変わる百貨店の屋上 (1/3ページ)

2015.7.30 10:00

西武池袋本店の屋上に完成した「睡蓮の庭」では季節の花を楽しめる=2015年6月11日、東京都豊島区(大塚昌吾撮影)

西武池袋本店の屋上に完成した「睡蓮の庭」では季節の花を楽しめる=2015年6月11日、東京都豊島区(大塚昌吾撮影)【拡大】

  • 「あべのハルカス」の菜園でトマトを収穫する幼稚園児ら=2013年7月11日、大阪市阿倍野区(志儀駒貴撮影)
  • 「あべのハルカス」に入る近鉄百貨店本店の屋上菜園=2013年11月、大阪市阿倍野区(共同)
  • 三越銀座店の屋上で行われた農業体験でハーブを収穫する小学生ら=2015年5月22日、東京都中央区(鈴木美帆撮影)
  • 2014年に東急百貨店本店の屋上にオープンしたバーベキューテラス=2014年4月11日、東京都渋谷区(松岡朋枝撮影)
  • 西武池袋本店の老舗うどん店「かるかや」の従業員、金子文子さん(奥中央)と岡村好司さん夫婦=2015年7月3日、東京都豊島区(共同)
  • 西武池袋本店の屋上に完成した「食と緑の空中庭園」。屋上来場者は大幅に増えた=2015年7月28日、東京都豊島区(共同)
  • 三越日本橋本店の屋上でテントを張って宿泊する客ら=2015年4月、東京都中央区(共同)

 【大人の時間】

 百貨店の屋上が様変わりしている。かつては子供向け遊具が並んでいた広いスペースが、緑豊かな庭園や野菜作り、バーベキュー、キャンプなどを楽しめる場所に変化。憩いの場を求める顧客を呼び込み、売り上げ増につなげようと各店が知恵を絞っている。

 絵画イメージし空中庭園

 西武池袋本店(東京都豊島区)の屋上。7月初め、小雨が降る中、モネの絵画などをイメージして造った「睡蓮の庭」では傘を差しながら写真撮影する客の姿も。

 4月に改装オープンし、面積約5800平方メートルに「食と緑の空中庭園」を新設した。都会での憩いの場として、ゆっくりと滞在してもらおうと庭園を造り、11飲食店と屋上を案内するコンシェルジュを置いた。すべてを一新するのではなく、根強い人気がある老舗店は残した。

 1968年から屋上で営業するうどん店「かるかや」で34年間働く金子文子さん(71)は「昔はメリーゴーラウンドがあって、小さな子や高校生がたくさん来た。学食みたいだった」と振り返る。2005年に遊具を撤去。閑散とした時期もあったが、飲食店も増え、活気を取り戻した。

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